先日、会話の中で「今、幸せ?」って聞かれた。
しばらく考えてみたけど、“不幸”ってのがなんなのかわからない。 とりあえず、最近の思いつく限りの“幸せではない事”を思い出してみる。 前の車が運転席から外にタバコを投げ捨てた。 後ろを走っててすげぇ嫌な気分になった。でもこれは不幸ではない。 言い争いをした。気持ちが伝わらないのが酷くもどかしい。しかしこれも不幸ではない。 とってもお金が無くて悲しくなってくる。だが不幸とは違う。 友達が少ない。…不幸じゃないが頑張れ俺。 隣の国の頭の悪さ加減に怒りを通り越して呆れる。…話が逸れた。 どうやら【幸せじゃない=不幸】ではないようだ。 う~ん…とりあえず最近の俺に不幸は見当たらない。 って事は俺は幸せなのだろう。 しかし、“不幸”とはなんだ?まだ疑問が残る。 世間一般で真っ先に浮かぶ“不幸”は親や家族、愛する人の死。 しかし冷静に考えると、命ある限り死との直面・別れは誰にでも必ず訪れる。こればかりは何をどんなに頑張ったって避けては通れない。 って事は誰もがいつかは不幸を体験するのか? 確かに別れは幸せな事ではない。 想像を絶する莫大な悲しみと寂しさで心が埋め尽される。 しかし、そういった状況で「俺はなんて不幸なんだ…」と思うのだろうか? …なんか違う気がする。 むしろ「俺は本当に幸せだった…」と思うのではないか? わからないけどそんな気がする。 もし大切な人を失ったら次の日からは不幸な日々か?いや、寂しさと虚無感はあれど“不幸な日々”というのは何か違う。 次によく聞く不幸は会社が潰れた・リストラになった・借金まみれだ等。 しかしこれはそうなる原因があっての事。不幸と呼ぶにはちょっと違う。 考えれば考える程不幸とは何かがわからない…もしかしてこの世に不幸な人なんていないんじゃないか? そうなると不幸の手紙を回さなかった場合何が起こるのか興味がわいてくる…(でも不幸の手紙はいらないよ) そうだ、最後の手段、辞書で調べよう… 【不幸(不幸せ)→幸福でないこと】 …結局消去法かよコノヤローヽ(`Д´)ノ 音響:伊藤チアキ PR |