人生、山有り谷有り。山と谷はアップダウンというか良し悪しというか、そんなもんらしい。
仮に山は「良し」で谷は「悪し」だとする。山にいる時、次に来るだろう谷に怯える。谷にいる時は来るんだか来ないんだか分からん山なんぞは何の希望にもならない。そういうことになっちまう。絶望しろ、とでも言いたいのだろうか。 実は某勧善懲悪時代劇の歌詞を思い出して妄想しただけだ。 正義が勝つ、なんて思わないがナントカレンジャーも水戸の老人も改造人間も卑怯な手段に対して正々堂々と戦い、勝つ。 確かに格好良いし悪は面子が潰れて、道徳的にアリだ。だがもし負けてしまったら彼らや彼らの世界は悪に支配されてしまうのだからなりふり構わず手段を選ばず勝ってしまえばいいのに(その点、正義とは言い難いがゴルゴ13は優秀だ) 勧善懲悪よりは誰にも正義があるガンダムや善悪とか関係ないゴルゴ13に好感を持ってしまう。 で、更に言うと勧善懲悪とか正義と悪とか金とか、そういう現実的過ぎるモノを吹っ飛ばした「セカイ系」がいつの間にやら一番好きなジャンルになってしまった。 せめて創作物の中くらいは現実から逃避したいだけなのかもしれない。積まれた本を眺めながら思う。 幹事:佐藤 PR |