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劇団HOTTYうずら 団員日記
稽古日記から個人日記まで、なんでもアリの団員日記
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あ、どうも。
アナタの町の呪い戦隊、貴志です。

昨日の話。
高校時代の友人がやってる楽団の定期演奏会を聴いてきました。
畑は違えど、なかなか勉強になる事があった。
楽団ですから、たくさんの楽器を使ってるわけですよ。
そらもう、たくさん。
ふと、個々の演奏の仕方とかじっと見てると、大きく音を出したり小さな音しか出さなかったり。
当たり前の事だけど、波のある演奏をするんです。
今度はそれをまた全体的に聴いてみると、たくさんの波が合わさって、一つの世界が形成されている。
演劇も同じじゃないか。
今回やった雑貨店うずら 花嫁日記もそうだ。
雑貨店には店長と社員とタタリジャーがいる。
そこに女社長が入ってきて、花嫁が入ってきて、配達員が入ってくる。
そして雑貨店うずらという世界が形成される。
もし、これでタタリジャーの演技が乱れると、雑貨店うずら自体に乱れが見えてくる。
雑貨店うずらが乱れると、今度は店長、社長、女社長、花嫁、配達員も乱れてくる。
当たり前な事だけど、大切な事だ。
いつも人の記憶に残る演技をしよう。
そう思っていたが、今ではその世界に花を添える演技をしようと考えた。
その花が、大きな花束であろうと、小さな一輪の花であろうと。
だって大多数のお客さんが見ているのは個々の演技ではなく、舞台と言う世界だから。

と、まあ良くもここまで臭い事が書けるもんだと半ば自分に呆れながらも、そんな事は気にしてない自分もいる。
個は全、全は個。
個が乱れると全が乱れ、全が乱れると他の個にも影響を及ぼすってお話でした。
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