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やっとここまで来ましたね。
今日は10月の誕生石、オパール（蛋白石）です。 蠍座の守護石で、石言葉は「希望・無邪気・潔白」 オパールは結晶を持たず、水分を約６～12％含んでいる。 ヨーロッパでは「不幸の石」と呼ばれ敬遠されていた時代もあったが、一説ではオパールの硬度の大変な低さ、脆さによる破損のしやすさを嫌った宝飾職人たちが流したデマによるものらしい。 破損しやすいだけあってか、他の宝石ににはない独特な美しさがあり、手に持って回してみてみると虹色が次々と浮かび上がる。 この現象を遊色効果と呼び、これがオパール独特の美しさを引き出している。 オパールの産地はオーストラリアやメキシコが有名で、オーストラリアではニューサウスウェールズ州、サウスオーストラリア州、クィーンスランド州で産出され、メキシコではハリスコ州マグダレーナ地区に鉱山が多い。 今世紀になって発見されたニューサウスウェールズ州のライトニングリッジでは、ブラックオパールが特産品として多く発掘され、ベン・ライスの小説「ポビーとディンガン」でもオパールを題材に使い、物語の舞台になっている。 Writing by タカシ  PR |