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劇団HOTTYうずら 団員日記
稽古日記から個人日記まで、なんでもアリの団員日記
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昨日意気揚々と日記を書いた音響伊藤チアキです。
書いた直後は「どうだ!」と妙な満足感に浸っていたわけですが…えっと…その後皆が日記を書かなかった理由を知りました…どうやらこの日記は団員皆で順番に書くらしいです(笑)知りませんでした…完全にフライングです…まぁフライングだってわかってても走り出したら止まらねぇ!ブレーキなんてとっくの昔に壊したぜ!俺の人生アクセルしかついてねぇのさ!
どうよ?俺ってROCKだべ?へっへっへっ…
…でもちゃんとバックミラーは付いてます(笑)

さて順番が決まって皆が書き始めるまで、そんなバックミラーを使ってうずらの過去を少し振り返ってみようかと。
こうみえて一応旗揚げ公演から音響として携わってきて、うずらの歴史といろいろな裏話も知ってるのです。



時を遡り2001年の冬。当時俺は高校3年生。
劇団結成の経緯は知らないものの奈良部、丹野、松井の3人の先輩方が何かを企んでるというニオイは感知してました(笑)
因みに3人は俺とノンさんと同じ高校の演劇部の先輩です。

そして年が明けた前後位に「お願いがある…」とずいぶん真剣な顔で劇団を結成して旗揚げ公演をするって話を聞かされ、音響で手伝って欲しいと依頼を受けました。
俺は高校の演劇部でも役者は一切やらずに音響専門で、卒業後も音楽系の音響専門学校に進学が決まってましたから。
さて、その話を聞かされた時、悔しいような嬉しいような…だってそんなスゲェ楽しそうな事を皆に秘密で3人だけで企んでたなんて!そしてそれに俺を誘って貰えたなんて!
しかもスラッシャーの書き下ろしオリジナル台本!
もちろん引き受けました。


さて裏話ですが、旗揚げ公演の【雑貨店うずら日記】
これはいまだに団員の間で語り継がれる伝説の舞台!
初めて劇場を借りてかなり立派な舞台を作りお客様の入りもなかなか。旗揚げ公演にしては上手く行きすぎなんじゃないか!?そんな錯覚を抱いたまま本番が幕開け…そう…錯覚だったのです…
完全に“舞台の魔物”に食われてました…役者が…
なんと台本を十数ページ分も飛ばしたのです。出演者みんなの頭の上に“!?”が見えました。しかし本番中なので芝居を続けない訳には行きません。ここからはみんなアドリブ合戦!なんとか助けたいが音響ブースからは何もできません。祈るような気持で見守っていると絶望的な一言が…
「~じゃぁ警察に届けようか?」
「そうしよう!!」

!!!!

…知らない人の為に説明するとこの話、落し物の中身を勝手に見ちゃう所から話が展開していくんです…警察に届けちゃなにも始まりません…

「…お客さんに土下座しましょう…」
隣で同じく絶望的な表情の照明さんに呟いた後、終演までの記憶がほとんどありません…(マジで)

一体何をどうやって話を軌道修正して終わったのかわかりませんが、まぁ今となりゃいい笑い話です。
こんな旗揚げ公演だったからこそ、その後どんな問題が発生しても「旗揚げ公演に比べりゃこんなもん!」と笑って対処できるのです。


因みに第二回公演の【タイムカプセル】
これはあまり覚えてないんですが(笑)楽屋がやたら狭かったのが印象的です。
出演者6人が客入れ中の30分間待機する楽屋が座る事も出来ない程狭く、真夏の公演だったのですが暑い中真っ暗な楽屋で皆立ってジッとしていたそうです。


あっ、【HOTTYうずら】ってなかなかファンタスティックで友達に言いづらい劇団名ですが(笑)嘘かホントかわからないこの名前の由来…は話していいものか劇団の偉い人の許可をとってから書きます(笑)


音響:伊藤チアキ




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